カレー部長のワーママ日記

週末婚のワーママ営業(2020.4復帰予定)が、チーム育児を模索するブログです。

【緊急】風疹・麻疹・インフルエンザ流行 妊婦と赤ちゃんへの影響まとめ

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体調も安定してきたし、出張再開したいな~と思っていた矢先、こんなニュースが飛び込んで来ました。

news.livedoor.com

妊婦がかかると良くない病気として、風疹(ふうしん)は聞いたことがある、という人は多いと思いますが、実は麻疹(ましん、はしか)も、妊婦がかかると流産や早産のリスクがあります。

今季は、風疹・麻疹・インフルエンザと、感染症が大流行して、戦々恐々としている妊婦さんも多いと思います。私もその1人です。

 

自身の勉強として、まずはそれぞれの違いを簡単に表にまとめてみました。よろしければどうぞご参考ください。

(なお、なるべく公的機関や信頼できそうなサイトを参照しましたが、あくまでもネット情報ベースなので、正しい情報は必ず医療機関にご確認ください)

 

【凡例】

  1. 妊婦が感染した際の赤ちゃんへの影響
  2. 妊婦が感染した場合の妊婦への影響
  3. 潜伏期間
  4. 予防方法
  5. 妊娠中のワクチン接種

 

  • 風疹
  1. 妊娠20週までの罹患の場合、胎児が難聴・心疾患・白内障などの先天性風疹症候群に罹患する可能性あり。
  2. 情報なし。
  3. 16-18日
  4. ワクチン接種(麻疹・風疹混合のMRワクチンが一般的)
  5. NG

 

  • 麻疹(はしか
  1. 早産、流産の可能性あり。胎児奇形はなし。
  2. 重篤化しやすい。
  3. 10-12日
  4. ワクチン接種(麻疹・風疹混合のMRワクチンが一般的)
  5. NG

 

  • インフルエンザ
  1. 不明*1
  2. 重篤化しやすい。
  3. 1-2日
  4. ワクチン接種
  5. OK

 

こうやってまとめてみると、やはり風疹が一番怖いと思いました。なぜなら、赤ちゃんへの影響が明らかに証明されているからです。

麻疹・インフルエンザも怖いですが、頑張って赤ちゃんがお腹にくっついていてくれれば、何とかなるのではないかと個人的には感じました。

 

また次に大きな違いは、インフルエンザは妊娠中でもワクチン接種が可能なのに対して、風疹・麻疹は、妊娠期間中のワクチン接種ができないという点だと思います。

妊娠希望の方は、一日も早く、パートナーの方と一緒に*2風疹・麻疹両方の抗体検査を受けることを強くオススメします。

自治体が費用負担してくれることが多いようです。

ちなみに、通常は抗体検査の結果を聞いてからのワクチン摂取という流れになるので、医療機関に最低でも2回足を運ぶ必要があります。

それが面倒な方は、抗体検査をせずにMRワクチンを接種することも可能です。

自費にはなりますが、手間が少ないうえに確実です。

とにかく、妊娠したらワクチンを受けられないので、早めの行動を!!

 

参考情報:

www.niid.go.jp

zexy.net

http://www.jaog.or.jp/wp/wp-content/uploads/2018/05/180508measles.pdf

medicalnote.jp

kosodate-march.jp

 

<2019-2-19 更新>スマホだと表がうまく表示されなかったので、比較表をテキストに直しました。

 

*1:サイトによっては、影響がないというものと、早産・流産リスクがあるというものがありました。私自身が通っているクリニックの先生は、妊娠初期は確かに流産リスクがあるが、12週以降にはほぼ影響がないとおっしゃっていました。

*2:風疹の2018-2019年の患者数のうち、3分の2は30~50代の男性です。現在39~56歳の男性は定期接種を一度も受けておらず、抗体保有率は他の世代や女性に比べて低い状況です。出典:朝日新聞