妊娠判明と、不安な日々の始まり
妊娠検査薬にじんわり線が浮かんだ時、私は「やはり…!」と思った。
その兆候は、いくつかあった。
- 今まで生理は高温期になってから必ず2週間以内に来ていたのに、来ていない。
- いつもの高温期に比べて、体温が高い(いつも36.8度ぐらい→今回 37.1度ぐらい)。
- いつもより胸が張る。チクチクする。
- 異常に眠い。
夫とは週末婚状態のため、ほとんどタイミングを図れないなかの、妊娠判明。しかも、今からだと、予定日は7月。保活にも有利だ。やったー!…と舞い上がる気持ちに、不安がブレーキをかける。
「あれ…私先週の出張で飛行機乗ったじゃん。しかも大好きなビール、大瓶で頼んだ…」
「コーヒーなんて毎日飲んでる」
「一昨日も、歓送迎会で飲んでカラオケまで行ってしまった(めっちゃ楽しかったけど)」
「これから仕事どうしよ。ってかそもそも出張行けるのか」
「旦那さん家事全然できないのに大丈夫かな」
「周りの人にいつ言おう」
「飲み会なんて断ろう」
などなど…
一気にいろんな感情が入り混じって、脳みそが処理しきれなかったのか、涙が出てきた。
妊娠って、もっと、ハッピーでフワフワ&キラキラしたものだと思っていた。
この反応は自分でも意外だった。
とりあえず、翌週に入っていた夜の予定は全てキャンセルし、翌日会社を休んで産婦人科受診を決意した。