カレー部長のワーママ日記

週末婚のワーママ営業(2020.4復帰予定)が、チーム育児を模索するブログです。

(11週目)残業時間がマイナスに…

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いわゆる妊娠3カ月目(8~11週目)の期間は、一般的につわりのピークと言われている。

私の場合は、有り難いことに「気持ち悪くてトイレから離れられません…」ということは無かったけれど、4カ月を迎えた今振り返ってみれば、かなり体調が悪かったと思う。

  • 食べづわり。胃に何か入っていないと気持ち悪い。会社のデスクにはチョコやグミを常備。仕事中にも食べていた。
  • 眠い!特に昼食後、14:00-15:00ぐらいは眠くて仕方が無くて、職場を抜けられそうな時は、女子ロッカーで少し休んでいた。(横にはなれなかったけど、椅子に座って目をつぶるだけで多少はリフレッシュできた。)
  • 兎にも角にもやる気が出ない。妊娠前は、通勤電車の中でお気に入りの音楽を聴くと「おっしゃー!」とやる気が自然に湧いてきたが、妊娠してからは別人かと思うぐらい全く闘志が湧いてこなくなった。


私は7週目から勤務時間を30分ずらしていたため9:30-18:00が定時になっていたのだか、このように体調が優れなかったため、みんなの定時である17:30に帰ることもしばしばあり、それは30分の早退扱いとなった。(ちなみに謎の腹痛で午後休取ったときも、出勤時間は9:30のため自動的に30分は早退したことに。)

 
そうして月末を迎えたときに、入社して初めて、残業時間がマイナスになった。

総合職としてバリバリ働くこと、はや10年弱… 

今までは多少早退しても、有り余る残業時間がそれを相殺して、決して残業時間がマイナスになることは無かった。軽く衝撃を覚えた。

 
うちの会社の制度では、残業時間のマイナスは翌月までは繰り越せるので、何とか翌月頑張らないと…

でも体調が回復する保証は無いし、翌月もこんな風に残業時間が足りなくなったらどうしよう?と、とても不安になった。

(結局、翌月は体調も回復し、無事にこのマイナス分は取り返すことができた。)

 

残業時間の不足はそのまま残業手当の削減につながるので、手取りもその分減ってしまう。

有給が余っている人は、この時期は思い切ってまるまる一日休んでしまった方が、体調面・金銭面の両方で良いのかもしれない。

 

職場への妊娠報告まとめ(メール例文掲載)

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職場への妊娠報告は、働いている妊婦さんなら非常に悩むトピックスだと思う。

一刻も早く伝えて、業務面で配慮してほしい。

一方で、その後の経過が思わしくなかったときに、悲しい報告をするのは辛い。

誰もがその二つの気持ちの間で、揺れ動くのではないだろうか。

 

私の場合は、5週目の記事で書いたとおり、先の会食の予定を避けるために、かなり早い段階で直属上司に報告した。

私の場合はこれがかなり奏功し、その後出張スケジュールの緩和や、時差出社などを認めていただけたので、リスクを取って報告して良かったと心から思っている。

(その後、上司からも、早めに言ってもらえた方が産休・育休中の後任探しに早めに着手できるから良かったという旨、コメントをもらった。)

 

その後、順を追って直属上司以外の方々へ報告していった。

タイミングと方法は、以下のとおり。

 

  1. 直属上司:5週目前半、私から直接。
  2. 直属上司の上の上司と、同じ課のメンバー:5週目後半(胎嚢確認後)、直属上司から秘扱いのメールで。
  3. それ以外の方々:9週目前半(心拍確認後)、自分から一斉送信のメールで。

 

ちなみに、4ヶ月目も終わろうとしている現時点で、社外の方にはまだお伝えしていない。

これは、後任がきまってからご案内差し上げたいと思っている。

 

さて、3.の妊娠報告メールについて。

ネット上のいろんなサイトはとても参考になったけれど、メール例文は思ったほど多く掲載されているわけではなく、自分にぴったり合うものが無かったので、自作することにした。

これが神経を使ってかなり疲れた。

人によっては妊娠に対して色んな思いがあると思うので、なるべく感情を交えず、事実のみ伝えるように徹した。

私が実際に使ったメールを下記するので、よろしければどうぞお役立てください。

<参考リンク>

 

==========

(*いつもお世話になっている皆様に、一斉に送信しております。)

皆様

 

 突然のご連絡をご容赦くださいませ。

 私事で誠に恐縮ですが、先日、妊娠3か月と診断されました。

出産予定日は2019年X月X日です。

 

 ●●課長ともご相談し、当面のあいだは海外出張を控え、

電話・メールのやりとりと、様子を見ながら国内出張に

注力させていただく予定です。ご迷惑をおかけいたしますが、

精一杯努めますので、なにとぞ宜しくお願いいたします。

 

 産休取得および復帰のタイミングについては、段取りが付き次第、

追ってご報告させていただきます。

 

 まずは取り急ぎご報告まで、失礼いたします。

 

                             以上 

                         部署名 名前

============
2021年8月15日追記

執筆のプラットフォームをはてブからnote に移行しました。よろしければ是非ご覧ください。

note.com

(10週目)明け方の腹痛

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6週目の記事で書いたとおり、何が無理か分からないのは相当ストレスだった。

私はお腹にチクチクした痛みを感じることが結構な頻度であったので、8週目の診察時、お医者さんにどういう痛みがOKで、どこからがまずいのかを聞いてみた。

お医者さんは「歩けるレベルなら全然問題ないですよ。お腹を抱え込んで、イタタタタ~としゃがみこんでしまうような痛みは、来院してください」と答えた。

 

さて、10週目のある明け方のこと。

お腹に激しい痛みを感じた。ギューと掴まれているような感じで、身動きができない。

寝返りすらできない。ただひたすら痛みに耐える、そんな状態が15分ほど続いた。 

気がついたら痛みは治まっていて、私は二度寝していた。

起床時間に起きて、いつものとおり出社準備。今朝方の現象のことは努めて忘れるようにして、平常心で通勤電車に乗った。

 

しかし、頭が冴えていくにつれて、どんどん不安になってきた。

(あれは、お腹を抱えてイタタタというレベルの痛みだったな。赤ちゃんからのSOSだったらどうしよう…)

しかも間が悪いことに、今日はいつものクリニックの休診日だ。電車の中で私は涙目になっていた。

その時思い出したのが、順天堂大学病院。

8週目の診察で分娩予約を済ませていたので、診察券はすでに手元にあった*1。これだ。

 

電車を降りてすぐ、順天堂大学病院に電話した。事情を説明し、「今も痛みますか?」「いいえ」「出血していますか?」「いいえ」といったやり取りのあと、午後に診てもらえることになった。ありがたい。

 

とりあえず出社し、突発的に調子が悪くなったので午後休を取りたい旨を上司に伝えた。

上司はあまり深く追及することなく了承してくれた。

午後は打ち合わせの予定が入っていたが、キャンセル。心ここに在らずの状態だったので、午前中の仕事のことは全く覚えていない。

昼休みのチャイムとともにオフィスを出てタクシーに飛び乗った。

 

こうしてすったもんだの末に、午後、無事に診察を受けることができた。

結果は「問題なし」。

エコーの画面に見える赤ちゃんは、力強く心臓を動かしながら、小さい手のようなものをフワフワと動かしていた。

(良かった、生きてる!!しかも、手が生えてる!!)

 

そうなのだ。この時初めて、私は自分のお腹のなかに人間の姿を見た。

前回8週に見たときは楕円形の黒い影しか分からなかったのに、今回の赤ちゃんは既に頭と体の区別ができていて、まさしくヒト。(ちなみに、二頭身のキャラクターみたいで、とってもかわいかった。)赤ちゃんの元気な姿を見る事ができて、心から安心した。

 

お医者さんに曰く、腹痛の原因は子宮の拡張によるものだろうとのこと。

原因も分かって、ますます安心した。

予期せぬお金と時間というコストはかかったけれど、本当に来てよかった。

 

妊娠する前は、産まれるまで10ヶ月間はそれまでと変わらずに働けるものだと楽観的に思っていた。しかし、実際は全然違った。

つわりがあまり酷く無かった私ですら、眠かったりだるかったりで、活力が3割ぐらい減った。その上、この日の私のように、突発的に休むこともあり得る。

今までのように、平日は5日フルに出勤して場合によっては残業をして、といった働き方はとてもできなくなった。

赤ちゃんが心配な気持ちと、思うように仕事ができないことに対する焦りや罪悪感で、このころの私の精神状態はあまり良くは無かった。

業務面で上司や同僚が支えてくれなかったら、大変なことになっていたと思う。

いつか後輩や部下が妊娠したら、私の上司や同僚がそうしてくれたように、寛大な気持ちで彼女をサポートしたいと思う。

 

Photo by Yanalya / Freepik

*1:私はセミオープンシステムといって、34週までは最寄りの産婦人科で妊婦健診を受け、分娩だけは順天堂大学病院で行う方法を取っている。順天堂大学病院のセミオープンについて詳しくはこちら

(9週目)結婚式場選びと産院選び

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妊婦生活も9週目を迎えたころ、ある選択を迫られた。産院選びだ。

今通っているクリニックには分娩機能が無いため、胎嚢を確認した5週時点で転院先を検討するようにアナウンスされ、近くの産院のリストを渡された。

8週目で心拍確認でき次第分娩予約ができるのだが、人気のところはすぐ埋まってしまうので、予め考えておくようにとのこと。

 

しかし、初めての妊娠である。

当然、どの産院が良いなどの情報も持ち合わせていない。

このように情報が少ないなか、唯一無二の高額商品を買うという点で、産院選びは結婚式場選びと似ていると思った。

しかも子供と自分の命がかかっているという点で、産院選びの方がだいぶハードルが高く感じた。

 

結婚式のときは、レストランなのかホテルなのか、和装なのか洋装なのか、項目ごとにまずは自分の希望を決めた。

しかし産院選びの場合は、まずは一体どういう評価項目があるのかすらよく分からなかったので、まずはその調査から始めることに。

 

最初はチンプンカンプンだったが、病院のウェブサイトや先輩ママさんのブログをたくさん見ていくにつれて、なんとなく評価項目がわかってきた。例えば、以下のとおり。

  • 距離(自宅や実家からの近さ)
  • 費用
  • 病院設備(お祝い膳の豪華さ含む)
  • 授乳方針(完全母乳か、粉ミルクOKか)
  • 和痛/無痛分娩対応可否
  • 立ち会い出産対応可否

距離や費用は当然挙がってくると想定していが、意外にびっくりしたのが、授乳方針について。

私は「ミルク?そんなの赤ちゃんが飲めればなんでもいいでしょ」ぐらいの認識でしかなかったが、病院によっては完全母乳主義といって、基本的に母乳しかあげてはダメなところがあるらしい。例えば都内では、広尾の日赤医療センターなどが有名だそう。

これも驚きだったが、出産後に母乳が自動的に出るというわけではなくて、お母さんの体調によって、出ないこともあるらしい。そういうときに、完全母乳だと大変だと思う。

他にも、「お祝い膳」なる文化があるのも初めて知った。しかも、産院によってそのクオリティがピンからキリまであるということも。

こういう細かい情報を知る事ができたのは、先輩ママさんたちのブログのおかげだと思う。

(余談だが、自分もこうやって少しでも後輩ママさんの役に立てたらいいなと思う気持ちが、ブログ執筆のモチベーションである。)

 

さて、自分に自問自答しながら項目ごとの優先度を考えた結果、私にとっては「距離」と「和痛/無痛分娩対応」がと大事と思った。

その視点でクリニックからもらったリストを見ていく。

すると、いろんなブログで無痛分娩について言及されていた、順天堂大学病院が入っていたので、チェック。他にも、もう一つ候補の病院をチェック。

 

順大病院は人気らしく、私がウェブサイトを見た時点で、私の予定日の前月まで分娩予約が埋まっていたので、8週目の時点ではとりあえず順大病院に申し込んだ。

 

(8週目)心拍確認と予期せぬプレゼント

7週~8週目は首都圏の近場の外出だけで済み、仕事面のストレスはほとんど無く過ごすことができた。

しかも7週目には、ふとしたきっかけから出勤時間を9:00から9:30に変えてもらえて(その分、退勤時間も17:30から18:00へ変更)、朝の通勤ラッシュのピークを避けることができたのは本当にありがたかった。

 

そして待ちに待った8週目の検診日。

この日は、心拍が確認できれば、そのまま区役所へ直行して母子手帳をもらおうと思っていたので、会社を一日休んだ。

いつもの通りドキドキしながら診察台に登る。

(診察台に登るのはこれで3回目だが、毎回ドキドキしている)

 

カレー部長さん、良かったですね。赤ちゃんの心拍、シッカリしてますよ」

先生の明るい声に、ほっと胸をなでおろした。

先生はその場で超音波の画面を見せてくれた。

確かに、何か小さい白いものが、チカチカと光っている。

私の中で、私の心臓とは違う心臓が動いている…

素直に感動した。涙が出てきた。

 

「これで第一関門突破という感じですね」

そうなのだ。心拍が確認できれば、ゼロではないとはいえ、流産の確率が低くなる。

この時点で、職場の最低限の方々(直属上司とその上、課のメンバー)には妊娠報告を済ませていたとはいえ、部のメンバーや仕事でタッグを組む他部署の方々にはまだお伝えできていない。

海外出張を課長に代わってもらうなど、すでに変則的な事態がでてきているので、職場にはオープンにしようとこの時心に決めた。

 

さて、嬉しさをかみしめながらクリニックを後にし、区役所へ移動。

予定通り、妊娠届を提出して母子手帳を受領した。

私の住んでいる自治体では「妊婦面談」といって、妊娠届を出した妊婦に対して、保健師さんが一対一で面談し、妊娠生活に関してアドバイスをしてくれる。

例に漏れず私も、その場で保健師さんと面談することになり、30分ほど、細々とした相談に乗ってもらった。

そして。

 

「はい、ではこちら、妊婦面談を終えられた方に区からお渡ししてるプレゼントです~」

そう言って係の人がゴソゴソと持ってきたのは、あの有名子供服ブランドファミリアの青い袋。

「えっいいんですか!?」「もちろんですよ~」

中には、肌着やガーゼセット、そして、ファミリアのキャラクターのオモチャ(ラトル)が入っていた。

妊娠してから今まで自分のことで精一杯だったので、このプレゼントが、文字通り初めての赤ちゃんグッズだ。

(私や夫が一生懸命払っている地方税から、このようなブランド品が捻出されているんだな~)と、ひねくれた考えが浮かんだのは事実だが、

自分や家族以外の第三者から、子どもの存在を祝福された気がして、素直にとても嬉しかった。

この可愛いオモチャで遊ぶ赤ちゃんに早く会いたい。

 

■写真は、実際にいただいたプレゼントです。

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(6週目)3泊の関西出張

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上司に報告したその週に、クリニックへ行き無事に子宮に胎嚢を確認した。これで晴れて正常妊娠確定だ。少し安心した。

(早速上司に報告し、上司から、もう一つ上の上司と課のメンバーに伝えてもらった。)

 

しかし、今度はまた新しい問題が。

翌週、月曜日と水曜日に関西で仕事が入っている。そもそも行っても大丈夫なのか?

妊娠初期は、残念なことに流産してしまう可能性も一定数あると聞く。

 

お医者さんに聞いてみると、「別にダメってことはないですよ~。アメリカの妊婦さんなんて、バンバン飛行機乗るしね。でも無理はしないようにね」という回答。

ドクターストップかけてくれれば、大手を振って出張キャンセルしようと思っていたので、少しアテが外れた。

 

しかも、何が”無理”で、何が”無理”じゃないかの判断は、各人に委ねられている。

確かにお医者さんも神様ではないので、妊婦Aさんが大丈夫だったことが妊婦Bさんにも大丈夫かまでは、判断つかないし責任取れないというのは、頭ではわかるんだけど…。

自分の判断でお腹の子の生死が決まるような気がして*1、この、”無理”ジャッジは、結構ストレスフルだった。

 

いろいろ考えた末、翌週の出張は以下のとおり対応することにした。

 

・日曜日に前泊。(普通だったら、6時台の新幹線に乗れば間に合うけど…)

・火曜日は、無理やり関西方面に用事を作って、連泊。(普通だったら、月曜日と水曜日、それぞれ日帰りで済むけど…)

・就業時間後はしっかり休む。(普段だったら、出張報告書いたり、メール処理したりするけど…)

・ゆっくり歩く。(普段は早歩きだけど…)

・出張先の産婦人科の連絡先を調べておく。

 

少しラクしすぎかな?と思ったけど、一緒に出張に行ったメンバーにはまだ妊娠のことを伝えていないので、努めて普段どおり振舞おうとして、実際は思った以上に疲れた。

しかし、これで大過なく6週目の関西出張を乗り切ることができたし、「少し気を遣えば普段どおり過ごしても大丈夫」という自信がついたのは良かった。

 

その後も私は、何度か出張をこなすことになり、これを書いている妊娠11週時点で、赤ちゃんの新幹線移動距離(累積)は、1500kmを超えた。

 

 

*1:妊娠初期の流産は、子供の染色体異常が原因と言われているので、後から考えるとこの思考は少し極端だったかもしれない。

(5週目)上司への妊娠報告

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カレー部長、ちょっといいかな?」

いつものとおり、課長に呼ばれて席を立つ。

 


「12月●日、××さんが来日するんだけど、俺の代わりに夜メシ行ける?」

「!」

 


そのタイミングは妊娠3ヶ月、一般につわりが最もひどいと言われているタイミングでは無いか。

でも、上司はまだ何も知らない…。

 


「多分、大丈夫、です…」 

 


一度承諾し、席に戻ったものの、急に不安な気持ちが押し寄せた。

もし、その日に気持ち悪くなって、急遽欠席となったら、上司も居ないし営業不在は非常にマズイ。

というか、そもそも夜まで稼働する体力があるのだろうか?

検査薬は陽性とはいえまだ子宮に赤ちゃんを確認できていないので、上司への報告はもう少し先にと思っていたけれど、これは言うべきタイミングではないか。

ここまでの思考、約10秒。

 


「課長、すみません、ちょっとよろしいでしょうか?」

かなり挙動不審だったと思うが、課長を近くの会議室に呼び出して、意を決して、伝えた。

 


「おおー!おめでとう!」

課長は素直に祝ってくれた。

良かった!

 


その場で、以下の内容が決まった。

・今後業務はメールや電話の営業を中心とする。

・海外出張は代理を立てる。

・国内出張は原則として継続するが、体調と相談しながら臨機応変に対応する。

 


営業担当の頭数が少ない中で、このような内容をスルスルっと決断できた課長は、スゴイと思う。

私の前にも、先輩の女性営業職の産休・育休を経験されているからかもしれない。

加えて、私が伝えて良いと言うまで、妊娠のことは上司のところで止めておいていただけることになった。

 


妊娠5週目という、非常に微妙な時期ではあったけれども、やはり出張や会食の多い仕事だったので、直属上司の理解を得られたのは本当にありがたかった。

 


こればかりは上司の人柄や経験によるところが大きいので、私が偉そうに何か言えた立場ではない。

しかし、やっておいて良かったと思うことがあるとすれば、やはり半期ごとの人事面談(直属上司との一対一の面談)のたびに、子供を授かる意思はあるが、自然に任せていると伝えてあったことだ。

 


これだけ#metooがヒートアップしている昨今、家族計画の話は、上司(男性)から私に切り出しづらいトピックだと思う。

だからこそ、面談のときは、できる限りオープンに自分の状況をこちらから伝えていた。

この日の上司の反応は「えっマジで?」ではなく「ついに来たか」という感じだったので、多少なりとも緩衝材として役立ったのではないかと信じている。